一年半前にJICOジルコニアのカンチレバーが届いたというレポートをしました
しばらくはジルコニアの素材が硬かった為なのかヌメーとした音が出ていました
その後はあまりレコードを聴く機会もなく経過しました
今年に入って久しぶりに聴いてみると鳴らし始めこそ癖は出ましたが一枚聴き終わるころには癖も消えていました
情報量が多い、特に低域の情報量が多い、陽性の音
オリジナルのShure ULTRA500の音ではないが温かみがある
ULTRA500がMM方式であることが温かみのある音で音楽を奏でる理由のように思う
またULTRA500の基本性能が優れていることもジルコニアカンチレバーの素性の良さも貢献している
バイオリンの細かな胴鳴りが実体感を伴って聴こえる
たまにしか聴かないOCORAのベトナムの音楽も自然だ
現代のMCカートリッジの冷たい音では音楽に没頭できないと思った
最新のMCカートリッジの優位性は僕にはあまり感じられない
フォノイコはPM-11S3内蔵を使用しました
最近はPM-11S3が良く鳴ってくれています