席は最前列の左側の位置で途中で退場したので1時間と少し聴けました。 設計者の方はかなりのお年を召した方のようです。 その方の経歴を知りませんが新たにブランドを立ち上げようとする意気込みには感心させられます。 スピーカーの外装の突板の材料となるクラロ・ウォールナットは何年か前にアメリカから一本丸ごと買っったそうです。 今では入手困難になっていてもっと買っていればよかったが、置き場所にも困るということで断念したというお話でした。
スピーカーユニットも自前で作っていることです。 フレームはアルミの削り出し、カーボン繊維を編み上げたコーン。 コーンは耳の鼓膜の構造を模しているそうです。 接続はプリを使わずアンプ直結で純度を高める方向性。 シングルコーンなので定位はとても良い。 音色は金、銀、アルミのどれかと言えば金だ。 彩度、コントラストが強く、個性の強さを感じる趣味性の高いスピーカーだと言える。 外観のデザインに沿う音色。 シングコーンゆえに高域の伸びが足りなく頭打ちな感じがある。 ツィーターを追加したくなるがギリ許容範囲だと思う。 全体では太目の音で華やかな音色が楽しめる。 バイオリンなども弦が拡大されたように聴こえる。 音場より音が太目なので音像の表現を得意とするスピーカーのようだ。 ただ、低域に重い部分が感じられたがエージングで消えるものかもしれない。 speaker :BIOPHRAGM-F-1 6,048,000円(pair) power amp:viola FORTEⅡ 2,500,000(pair) player :accuphse DP-720
by y_spring2
| 2016-03-06 12:31
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